愛しのAromaticDays ~ by Mermaid moon ~

山形県西村山郡河北町にある癒しのスクールとサロンです。
2017年ひっそりとよもぎ蒸しもはじめました。
日々移ろいスクール情報を更新していきます。

精油のマニアック豆知識~比重ってなんだ~

こんばんは。
マーメイドムーンの高橋幸枝です。

精油の種類(成分)によって、「比重」「屈折率」「旋光度」が異なり、それらが本物であることの証明にも分析表で使われているよ!という話をしました。

分析表の読み方の中でしました。

その記事がこちら↓



今日は「比重」ってなんだ?というお話をします。
比重とは、簡単にいうと「お水を1としたときと比較したその液体の重さ」をいいます。


精油は、ほんの数種類を除いて軽いんです。
なので、精油を蒸留すると、精油はお水(芳香蒸留水)の上に浮きます。
クローブやウインタ―グリーン、水目桜などは、比重が重いので、精油の上に芳香蒸留水がのります。精油の方が、芳香蒸留水よりも採れる量が少ないので、まるで、精油座布団に芳香蒸留水がどしんと載ってるイメージですね。


その比重値が精油によって異なり、その値が本物かどうかの判断材料の一つになるんですよ。
例えば、
・水より重いウインターグリーンはの比重値は1.161~1.187
・水より軽いラベンダー・アングスティフォリアの比重値は0.874~0.889
というようになります。
本物であれば、この数値の間に収まる値の比重になりますよ・・・ということですね。


今日もお読みいただきありがとうございます!