愛しのAromaticDays ~ by Mermaid moon ~

山形県西村山郡河北町にある癒しのスクールとサロンです。
2017年ひっそりとよもぎ蒸しもはじめました。
日々移ろいスクール情報を更新していきます。

精油の化学レッスンでした

こんばんは。
マーメイドムーンの高橋幸枝です。


今日は午前中からナードのアドバイザーコースの生徒様がおみえになりました。
レッスン2は、精油の化学がボリューミーに盛り込まれた単元。


よく「理系ですか?」って訊かれますが、文系です。
しかも、お恥ずかしながら、高校二年生から真っ先に「国語・社会・英語」に、的を絞った私立文系に進むためのコースをチョイスしたという・・・それによって、
成績順位80番から3番に上り詰めた実績をもつ凸凹が激しい、理数苦手意識の強い文系人でした。
当時の担任の先生が、「そうだ!高橋の場合にはそれでいい。いやむしろそれがいい。それで正解だ!」と進路相談会で太鼓判を押すくらいの・・・(笑)


そんな私が、アロマテラピーと出会って、思いがけず化学や生物(特に解剖生理)という避けては通れない壁にあたって、その壁にあたったことで、師と出会い、
学び、精油の化学を学ぶ楽しさとその意義を知り、またこうして教える立場になり、そこでもまた壁に当たり、試行錯誤し、フォロープリントを作ったり、自分自身も学び・改善・学び・改善・学び・改善を同時進行で繰り返し、止まらない学びたい欲求の真っただ中にいる感じです。
※ナードアロマテラピー協会って、学ぶ機会が多いので、それが可能な仕組みをもっているんですね。学ぶことがある意味、地中深くまで掘り進める感じなので、的が絞れています。それを実際どの方向に拡げ、どう他の知識と合わせていくかは自由なので、その辺りで、講師によるオリジナリティーが出てくるものだと感じています。


さて、精油の化学ですが、学ぶ内容は『有機化学』になります。
マーメイドムーンでは、アロマの初級コースに、アロマ検定対策講座を設定し、
中級コースとしてナードのアドバイザーコースを位置づけています。
その方が、理解度を進める順番として無理がないんです。
アロマ検定で学んだ内容は、ナードのアドバイザーコースにもつながってきますし、
むしろ、検定内容を学び、比較的身近な材料を使ってクラフトづくりを体験して生まれた疑問を、ナードのアドバイザーコースで化学に触れることで、
『あ~、それでか!』
『そういうことか』
というところに繋がるからです。
そして、同時に『検定の内容も正しいよね』ということを逆に確認することにもなるんですよ。


そして、歴史や面白豆知識・うんちく話などに関してはむしろ検定の方が細かく学びますし、環境問題に関してなどはナードでは一切学びませんので、私の言う、『どちらがいい悪いでもないよ』『見ている視点が違うんだよ』という意味も客観的に判断し理解につなげることができます。
そして両方を学ぶと、ああ、同じ方向を向いているなぁ・・・ということが分かると思います。そして視界が拡がるということも感じていただけることでしょう。


さて、脱線しましたが、精油の化学。
原子量の計算方法や結合手の考え方がきちんと理解できれば、分子量はその総和になるのでそんなに難しくはありません。


精油の世界で登場する基本の分子構造は、以前も書きましたが



(動物名をクリックすると過去記事に飛びます)
だけです。


マーメイドムーンでは、私自身の反省点も踏まえ、オリジナルの資料を手作りしています。しかも日々進化中です。
覚え方のヒントや、分からなくなった時に戻れるように、キーポイントをまとめています。


今日いらした生徒様はおそらくお疲れ中かなぁ。
でも、レッスン2が一番の山場かなぁとおもうので、ここを乗り切って、理解を深めていきましょう♪


マーメイドムーンでは
・おうちでたのしむアロマコース(AEAJアロマ検定・アロマテラピーアドバイザー認定講習会対応クラス)
・ナードのアロマテラピーアドバイザーコース
両方とも生徒様募集中です。



そう、今日はミツロウを使わない、100%植物由来のものを使用した『吸収率の良い軟膏』を作成しましたよ。



ニーズに合わせた、リクエストワーク、リクエストレッスンも承ります。
明日は、子どもの発達障がいとアロマに関するご相談をいただきましたのでプライベート形式で。
簡単なワークの形ですが、じっくりとお話しを伺って、私自身が体験してきたことや、学んだこと、知りうる限りのことをお伝えさせていただきますね。


今日も長々とありがとうございます。