分析表の読み方…ロットってなぁに
今日は、みはらしの丘クラフトミュージアムに出店しています。
お時間よろしければ来てね~~~♪
さて、本題。
このブログの続きです。
これこれ↓(祝・リブログ→自分でやっちゃった・・。)
国内分析要件は、特殊な使い方をする可能性もあるから必要ってことですね。
逆に言うと、特殊な使い方をしているにも関わらず、公的な第三者機関の国内分析がないものを、自社の規定と分析だけで自画自賛しているような精油を使ってるってどうよ?
ってことです。
今日は、ロット管理って何ぞやってことを説明する会なんですが、
ついでなので、分析表の見方を教えてしまいます。
まず、こちらの写真
ちょっとぼけててごめんなさい。
これ、オレンジ・スィート精油です。
①学名と部位を確認します。
学名って、世界共通の植物名です。(戸籍上の本名みたいなイメージ)
精油名は、商品名ですね。メーカーによっては「オレンジ」のところもあるかも。
ちなみに「Zest」って果皮のことなので、イコールなことが確認できますよね。
さて、こちらは少しみやすいかな?
②産地とLot番号を確認します。
メキシコ産です。
Lotっていうのは、精油はこの10mlだけを製造するわけではないです。
他にも一緒に絞られたオレンジがあるわけで、それは大量に圧搾されるわけです。
この同じ日、同じ時刻に一緒に皮を搾られた精油分を同じ番号で管理するわけです。
この精油10mlはその一部を小分けして詰められた一つなのです。
ちなみにこの小瓶の番号は、「BCSZ110」分析表も同じ番号なことを確認してください。
他、作られた日付、消費期限、酸価、ケン化価、屈折率、比重、旋光(せんこう)度、残留農薬の有無
・屈折率、比重、旋光度…本物であることの証明
・残留農薬の有無…安全性の証明
あとの細かい成分名とその比率も、本当に精油を使いこなすうえでは理解が必要なんですよ。
使い方、禁忌や注意事項等の判断に大きく関係してきます。
深いんですよ~、分析表!!!
ちなみに・・・、二枚目の写真の三行目、はっきり写ったので「印」をつけておきました。
厚生労働大臣登録検査機関による分析結果
これが、公的な第三者分析機関で分析してますよってことです。
(実は、私健草医学舎さんに、どこですか?って聞いたことがあります。以前は教えたこともあったそうですが、過去に他の精油メーカーさんがその機関に問合せをかけたり、結果として分析機関に迷惑をかけてしまったそうなんですね。なので、今は非公開ということでした。う~ん。大人の事情ってやつですね。)
客観的に判断することって本当に大事ですよ!!
それぞれの成分も色んな意味があるので、それを知りたい方はぜひナード・アロマテラピー協会のアロマアドバイザーコースの説明会をお申込みくださいね。
ではでは。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。