愛しのAromaticDays ~ by Mermaid moon ~

山形県西村山郡河北町にある癒しのスクールとサロンです。
2017年ひっそりとよもぎ蒸しもはじめました。
日々移ろいスクール情報を更新していきます。

精油の分析表はこういうことで大事だよ…という話①

こんばんは。
マーメイドムーンの高橋幸枝です。


今日は精油のお話しをします。
精油の分析表の話です。
特に「メディカル」って用語を使ってアロマテラピーの活動をしている人に分析表の大切さ伝えたいと思い書きます。


精油の分析表の付いていない精油を否定するわけではないので先にご容赦くださいませ。
個人的には、ロットごとに分析表の付いていない精油や公表していない精油は、香りを嗅ぐ用途や1%程度の濃度で使う分にはよろしいかと思います。


ですが、最近よく耳にする機会の増えた、精油の内服のできる精油と言われているものについてちょっと考えたいと思うのです。


私は、公益社団法人日本アロマ環境協会(AEAJ)と、ナード・アロマテラピー協会(NARD JAPAN)の二つに属しています。
✔1%以下という濃度の使い方を推奨する前者と、
✔0.5%~精油種類(正確には成分と構成比率)によってMAXの濃度がそれぞれ定められている後者。


同じ「アロマテラピー」という言葉を使いながら、対象や目的が異なるため、一見矛盾するように見えて実は矛盾していないのが両方を学ぶことで理解できます。
この件は、よくナード外のアロマ仲間からも聞かれることが多いです。
ただですね、面白いことに、具体的に内容をお話すると、理解していただけますし、そこからお勉強されて、ナードの認定校開講に至った方もおられますよ。
実は私も、最初は、矛盾していると思っていた一人なんですよ。
とまぁ脱線はここまでにして、


あまり、そこを深く掘り下げてしまうと本題が進まないので戻ります。


ここでは、内服の情報について触れる機会があるナード・アロテラピー協会のレッスンで使う精油についてみていきます。
(語弊がないように言いますが、内服するとしてもカプセルに一滴含まれるかどうかのものを植物油脂に薄めてカプセルに入ったものなどをたまに…レベルです。そしてそのような使い方であっても、内服はめったにしません。常用はあり得ません。肝臓に負担がかかりますし、、希釈して塗った方が効率が良いことの方が多いのです。)


さて、そんなナードアロマテラピー協会の推奨する精油へのこだわりですが、
分析結果で「ほんものかどうか」がわかる(本物の証明になる)だけではなくて、実は、
①分析場所について、日本国内の公的な第三者機関で分析したもので、
②精油の分析内容と残留農薬がないことの確認がとれるその手元にある小瓶の分析表
が添付されていること(ロット管理)
上記二つも大事な条件になります。


分析表が公表されていればいい・・・。
そんなことではないよということです。


具体的に、どうしてそのような条件があるのか?
ということについて、後日改めて書きたいと思います。


では、また。