かおりを化学する① うまさん
こんばんは。
マーメイドムーンの高橋幸枝(さちえ)です。
昨日のブログで化学の話をほんの少ししました。
簡単に言うと
精油は油や脂じゃないよっていうお話しです。
で、顕微鏡を通してみるレベルの小さな小さな世界で、
精油を見ると、「馬」や「亀」がいるよっていいました。
じゃ、今日は馬を見てみましょう。
出典:Wikipedia
馬のこと、正式には、イソプレン骨格って言います。
炭素が5個、水素が8個。これは略図なんで、ちょっとわかりにくいですね。
このイソプレン骨格が馬の骨格に似ているので「馬」っていいます。
(この図は平面ですが、実際には立体なんだそうですよ。実際のもの電子顕微鏡で見てみたい。)
ちなみに、これが二つくっついて、モノテルペン炭化水素類。
三つくっついて、セスキテルペン炭化水素類
四つくっついて、ジテルペン になります。
イソプレン骨格は単独では存在せず、必ずくっついて存在しています。
そして精油の大半がこの骨格を持っています。
植物の種類によって香りが違うというのは、
骨格のくっつき方が違ったり、くっついている個数が違ったり、
同じ成分を含んでいてもその構成比率が違ったりするからです。
モノテルペン炭化水素類の成分としては、かんきつ系に含まれるリモネン、や樹木系に含まれるα―ピネン、ペパーミントに含まれるイソメントンなど、聞き覚えのある方はおられるかもしれませんね。
ここには書ききれないくらい存在するんですよ。
- AEAJのアロマテラピーインストラクター試験ではこの辺り必修です。
- NARD JAPANのアロマ・アドバイザー試験では、化学式、構造式(略してないもの)も書けて当たり前。分子量の計算出来てあたり前ですね。分子量の意味も理解してますか?作用も覚えましたよね?覚えてますか?大丈夫ですか??
忘れちゃったなぁなんていうアドバイザーさん、テキストに戻って復習してくださいね。
ただいま、HP工事中につきリンクを控えます。
ご予約の方、aromalessonmermaid☆yahoo.co.jp (☆→@に)ご予約くださいませ。
今日もお読みいただきありがとうございます。
すっかり寒くなってまいりました。
風邪ひかないように、あったかくしておやすみなさい。
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